なかには、口臭がないのにあると思い込む「自臭症」といわれる、心因性の「仮性口臭症」、「口臭恐怖症」に悩む人も増えています。厳密にデータをとって「口臭がないですよ」と説明しても、「口臭がある」と強い思い込みを持っているケースです。過去に口臭があることを指摘されたことがあり、それがずっと気になり続け、会話中の相手の動作(手を鼻に当てる、横を向くなど)はすべて、自分の口臭のせいだと思い込んでしまうのです。この状態がひどくなることで、学校や会社へ行けなくなるなど、社会生活に大きな支障をきたすようになってしまいます。
こうした症状の場合は、患者の主張や訴えをよく聞き、徐々に口臭がないことを理解させていきながら、口臭に対する恐怖心を取り除いていくという、メンタルケアが重要になります。
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